脳神経外科では顕微鏡手術のほか、脊椎手術、カテーテルを使用した血管内手術など、脳・脊椎・末梢神経にわたり、幅広く脳神経外科疾患の治療を専門的に行っています。また、名古屋大学脳神経外科教室と連携し、必要時は大学病院もしくは同等の先端治療が受けられる施設に紹介を行っています。
東濃地域の他の医療機関と連携して脳血管障害の急性期治療に対処しています。常勤の脳神経外科専門医２名体制で、24時間いつでも専門的な診断・治療が提供できるような体制を整えています。
地域の中規模病院として、診療科の枠組みのとらわれることなく亜急性期のリハビリテーション・在宅療養支援・認知症治療・神経変性疾患治療なども行っています。

脳血管障害・頭部外傷
緊急手術や急性期の治療に続き、患者様の全身管理を行い、早期リハビリテーションの導入や合併症予防に努め、機能回復を目指します。

脳腫瘍
脳腫瘍の種類によってガイドラインに準じた適切な治療を行います。当院では、顕微鏡手術および化学療法を担当します。放射線治療や定位放射線手術が必要な場合は連携機関と協力し治療を行います。

機能的疾患・てんかん
主に発症時の診断から安定期の外来通院加療を行っています。病状悪化のご相談があれば、患者様のニーズに合わせ、入院での再検査・療養体制の見直し・手術療法などを検討いたします。

認知症
アルツハイマー型認知症を主とした認知症の診断や検査を行い、開業医の先生と連携しながら、認知症の診断および初期治療にあたっています。又、手術で改善することができる正常圧水頭症の診断や治療を行っています。正常圧水頭症の治療として腰椎腹腔短絡術を多数行っています。